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November 24, 2006

『小林カツ代はこんなにいろいろ食べてきた』

図書館の返却ワゴンで見かけて手に取った一冊。
大阪出身の料理研究家、小林カツ代さんが
幼い頃食べた思い出の“おいしいもん”を
これでもかってくらい紹介しています。

著者はまえがきで
“この本はどうぞお腹が空いているときにお読みくださいませ。”
なんて書いていますが、
私の場合、そんなことすると
えらいことお腹が鳴ってしまいそうなので、
あまり空腹を感じない時間帯を狙って
読ませていただきました。

結果、それほどお腹が空いていない状態で読んでも
あまりのおいしそうな描写に
ぐぐっときそうになりました。

“材料がそろわないことを嘆くのではなく、あるものを工夫してよりおいしいもんを作る”

“振り返ってみると、ものが欠乏していた時代に、料理ができるかどうかで食生活に大きな差が出たように思います。料理を知っていれば、どんな材料を与えられても、最大限おいしさを引き出す工夫がひらめく。でも料理ができないと、おなかは満たされるかもしれないけれど、気持ちの上で飢えを感じるにちがいありません。”

“「すぐれた料理人は、食材がどうあろうと作り出せるのだ」”

これはいずれも著者のご両親の姿勢、ポリシーを描いた文章です。
私はまだまだとてもこのような境地には
たどりつけそうもありませんが、
我が家の台所を預かるものとしての誇りを持って
心を込め、工夫しながら
大切な家族においしい食事を
提供していきたいと思います。

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